LIBSソーター機の開発に成功。-元素レベルでの高度リサイクル選別ー
世界初となる商業ベースでのLIBSソーター機の開発に成功しました。
レーザーを利用した個体選別方法により資源の正確な選別を可能にした究極の循環型リサイクル技術です。
LIBSソーター機(実験機)
●LIBSソーター機とは
レーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)と呼ばれるレーザーによる成分分析技術をリサイクル分野へ応用し、アルミ合金などの金属を元素レベルから成分分析し選別するLIBSソーター機を世界で始めて実用化いたしました(現在は主にアルミ合金を対象としていますが、鉄や銅など他の資源への応用も研究中です)。
LIBSソーター機は、細かく破砕した金属混合物をコンベアーに乗せて、連続的にレーザーを照射して合金の種類を素早く識別・選別できる高度なリサイクル技術です。(現在、次世代の金属回収プロセスとして特許を出願中)
LIBSソーター機は、細かく破砕した金属混合物をコンベアーに乗せて、連続的にレーザーを照射して合金の種類を素早く識別・選別できる高度なリサイクル技術です。(現在、次世代の金属回収プロセスとして特許を出願中)
●海外でも研究発表
2016年2月24日にドイツで開催された国際学会「Sensor-Based Sorting & Control 2016」で、この世界初となるLIBSソーター機の開発発表を行いました。この学会で、LIBSソーター機による選別技術は、例えば自動車から自動車へ素材を水平リサイクルしていくことを可能とし、リサイクルだけではなく自動車の製造概念そのものも変えていくという内容も同時に発表しました。
このようにLIBSソーター機を使ってリサイクル社会そのものを変える思想や、実践例を紹介したところ、現地での反響が大きく海外で記事として取り上げられました。
このようにLIBSソーター機を使ってリサイクル社会そのものを変える思想や、実践例を紹介したところ、現地での反響が大きく海外で記事として取り上げられました。